アナログ素材のデータ化にまつわる道具
最近になってようやくアナログ時代のテープ類をPCに取り込んでデータ化する事が多くなった。
古いビデオ録画や生録したカセットテープなど、おそらく再生する機会は無いのであるが媒体を処分する前にデータ化しておくことにした。
ご存知のことと思うがテープ類で長期保存しておいた物は再生時に機材にダメージを与えることが多い。
例えばテープデッキではヘッドに何やら付着して、まともな音で再生出来なくなったり、DATやビデオデッキでは全く再生が出来ないほどにヘッドチップが目詰まりを起こしてしまう事がある。特に上ドラムが回転しないベータ式のデッキではそうした現象が顕著に現れる。

そんな場合はヘッドをクリーニングするのであるが、清掃剤と綿棒などで簡単に済ませようと思っても綿の繊維が残ってしまい不便であった。
そこで最近ではヘッドクリーナーと呼べばいいのかスティックの先端にレザーを巻いたものを使用している。これだと繊維が残ることもなく綺麗に清掃できるので便利だ。

注意
ビデオヘッドやDATヘッドは非常に薄くて脆い素材で出来ているため、清掃する時に力の入れ方をミスると一瞬にして割れてしまい機材をオシャカにしてしまうのでヘッドチップの構造を理解していない人は擬似テープ型のクリーニングテープによる清掃にとどめておいた方がいい。



  • がたがたラジオ
  • 2015/03/06 (Fri) 18:02:45

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